
秋が深まる
10月🍁秋の味覚がたくさんあり、お食事が楽しみになりますね。🍂
皆さんはお食事の時どのくらい咀嚼していますか?
「よく噛むこと」は健康を維持するためにとても重要なことです。
今回はそんな「よく噛むこと」の効用を表した日本咀嚼学会の標語
「ひみこのはがいーぜ」をご紹介します


ひ ・・・ 肥満の防止 (よく噛むと満腹中枢が刺激され食べすぎ防止になります。)
み ・・・ 味覚の発達(食べ物の本来のおいしさを感じることができ味覚が発達します。)
こ ・・・ 言葉の発音(噛むことで顔の筋肉が発達すると言葉を正しく発音できるようになり、顔の表情が豊かになります。)
の ・・・ 脳の発達(よく噛むことでこめかみ付近がよく動き脳への血流がよくなり、顔の表情が豊かになります。)
は ・・・ 歯の病気の予防(よく噛むと、顎が発達するので歯がきれいに生えます。また、歯の根っこがグッと張って生えて磨きやすくなり、歯垢もたまらないので歯周炎を防ぎ、歯槽膿漏の予防にもなる)
が ・・・ がんの予防(唾液の成分であるペルオキシダーには食品中の発がん性を抑える働きがあるとされています。
いー ・・・ 胃腸の働きを促進する(よく噛んでから飲み込むことで、胃腸への負担が軽くなり、胃腸の働きを正常に保ってくれる。)
ぜ ・・・ 全身の体力向上(噛みしめる力を育てる事により全身に力が入り、体力や運動神経の向上、集中力を補うことにつながります。)
このようによく噛むことにはたくさんの効果があることがわかりました。目安として、一口30回噛むと言いと言われています。
現代ではハンバーガー、ラーメン、うどん、パン、スパゲッティ・・・などのやわらかくて食べやすいものが好まれる傾向にあります。小さい頃からやわらかいものばかり食べていると顎が発達せず
不正咬合や
顎関節症などのリスクも高まります。

💦
よく噛んで食べるための対策として
・まずは噛む回数を5回増やす・歯ごたえのある食材を選ぶ・食材は大きく厚めに切る・食べることに集中する・食事の時間に余裕をもつ・・・など簡単にできそうなことから工夫していくといいですね🎵
「よく噛んで食べる事」それは健康への第一歩です。
食材や調理方法などを工夫し、咀嚼回数をUPさせ
健康なからだづくりを心掛けましょう🐻🌟